周南市議会 2014-09-09 09月09日-05号
3年前のNHKの番組「地球イチバン」でも放映されたのですが、デンマークは寒いところですから、冬の暖房エネルギーの確保は深刻な問題で、1970年代後半のエネルギー危機に直面して政府が原発建設の方針を打ち出し、電力会社もマスコミも賛同しました。しかし、国民の納得が必要ということで、3年間の考える時間をとりました。
3年前のNHKの番組「地球イチバン」でも放映されたのですが、デンマークは寒いところですから、冬の暖房エネルギーの確保は深刻な問題で、1970年代後半のエネルギー危機に直面して政府が原発建設の方針を打ち出し、電力会社もマスコミも賛同しました。しかし、国民の納得が必要ということで、3年間の考える時間をとりました。
したがって、国も今のエネルギー危機とか原油高の中で、ぜひとも水素タウンとしての手を挙げてくれないかというお話がございまして、ただ、今御存じのように、水素カーというのが鹿児島にございますけども、1台が1億円するんです。それから、補充すれば結構走るんですけども、その補充拠点がこの町にはまだないということもございます。
日本の1次エネルギーの供給量は、1970年代のエネルギー危機以来、原子力や天然ガスなど多様化が進んでおりますが、依然として石油への依存度が高く、しかもその約9割が中東地域からの輸入に集中しております。石油にかわる次世代エネルギーとして注目され、期待がかかる新エネルギーではありますが、普及にはまだまだ多くの課題が山積しているのも事実であろうと思います。
長崎総合大学の坂井正康教授は、木質バイオマスの利用は来るべきエネルギー危機の切り札となると力説しました。1ヘクタールから40トンの植物生産があるとすると、20トンの燃料を取り出すことができるとしました。現に、沖縄の伊江島でエネルギー自給を目指す事業を行った資料が紹介されていました。